”太っている”ということ。
こんにちは。
タヌ子です。
今日は、またダイエット関連のおはなし。
体型について、私なりに考えてみました。
-
「太っている」ということ
158cm、60㎏。
ここ数年は60~63㎏をうろうろしていて、
正直なところ、ものすごい肥満!という訳ではありません。
・・・いや、モデルさんとかからしたらとんでもない数字でしょうけど笑
20代の頃は特に努力しなくても、50㎏前後をキープしていました。
徐々に太り始めたのは、現在の夫サンカクさんと出会ってから。
美味しいものをたくさん食べてどんどん肥えていくわけですが・・・
ただ、ここまで太る前、50㎏前後の頃も、
私は自分のことをものすごいデブだと思い込んでいました。
20代の頃の写真を、30代の今見返してみると、すごく細いです。
だけど、当時の自分は同じ写真を「デブだから」という理由で
なるべく見ないように、封印していたことを思い出しました。
どうしてこんなに細いのに、太っていると思いこんでいたんだろう?
ちゃんと考えてみると、それは多分、母の存在。
私の母は60代の今も、とても外見に気を遣っている人です。
もともと美意識が高く、向上心の絶えない人。
いつも笑顔で、人に囲まれている人。
反対に私は、幼い頃から自分に自信がなく、
常に寄る辺ない感覚を持っていて、
要は極度に自己肯定感が低かったんです。
小学生の頃、初潮を迎えた辺りで少し太った時、
そんなキラキラした母から、体型について指摘されました。
きっと母としては、娘の行く末を案じての指摘だったこと、
今なら理解できます。
だけど多感なその時期、キラキラと眩しい母に
「太っていること」を指摘されたことから、
太っている=だめなこと
と、頭の中に刷り込まれてしまったのだと思います。
そこから派生して、私の頭の中では、
「太っていること」と「自信が持てないこと」は同じ意味を持ち、
いつまでも自信が持てない自分を「太っているから」と、
間違った認識をするようになってしまった・・・のではないか?
そんな風に感じています。
- 太っているのはダメなこと?
太っていても、そんな自分を肯定し、キラキラ輝いている人は
たくさんいます。
テレビの中でも、私の周りでも。
それって本当に素晴らしいことだと思います。
外見なんて関係なく、自分という存在そのものを認めて、
受け入れることができる。
そう出来るなら、太っているか痩せているかなんて、
何ほどの意味も持ちません。
だけど、それはそんなに容易いことではなくて。
いろんな方面からアプローチしたこともあります。
NLP、ゲシュタルトセラピー、インナーチャイルドセラピー・・・
残念ながら、目覚ましく効果があった!というものはなかったのですが、
こうして自分の心と向き合う作業をすることで、
太っている=だめなこと、ではなく、
「どんな自分も認めて受け入れることが出来ないこと」
それが問題なのだと、改めて痛感しました。
自分に対して常にダメ出しをしているような。
斜め上くらいから、厳しい目で俯瞰している自分がいるような。
たぶん、「太っていること」を許せないのは、
母ではなくて、誰でもない、自分自身だったんですね。
「自分を好きになる」
「自分を褒める」
要するに、「自分を認める力」をつければ良いんだろうけど・・・
めちゃめちゃ難しくないですか?
今さら感すごいし。
それなら。
そもそもの原因となった、あの母とのやりとり。
そこに立ち返ってみてはどうか?
太っていること=ダメなこと
それがどうしても抜けないのなら、
実際に昔より太ってしまっている訳だし、
頭の中で色々考えるよりも、まずは形から。
いつも斜め上から私を監視している、つり目の自分自身が、
痩せた私を見て何を思うのか?
心の姿勢矯正とでもいいますか。
ダイエットから入る、そんなアプローチもありなのでは?
というところから、今回のダイエットが始まりました。
こんな頭でっかちの重たーいダイエットを、どうやって乗り切っていくのか?
そんなところも、お伝えしていければいいなと思っています。
長々とお読みいただき、ありがとうございました。